2011年07月17日

タパスでタラコ(欧州支部より)

「唄を忘れたカナリアは〜」の鳥、カナリアの生まれ故郷であるカナリア諸島。スペインに属する自治州の島々であるここは、欧州人たちのリゾート地でもありますが、そのうちの一つ、ランサローテ島に先日行ってまいりました。

スペインといいましても、地理的には既にアフリカ西岸に近い所。アフリカへの距離の違いによるものなのか、諸島の島それぞれに違う気候や自然環境があるといわれていますが、中でもアフリカに近い位置にある島がランサローテ。
そのせいか、強い陽射しに乾燥した空気、そしてアフリカ大陸から強い風が吹き付ける為に乾いた地にはサボテンが育ち、更に休火山帯が連なる荒野が火星かと見まがう程に広がる先には、突然沖縄のようなクリスタルブルーの海が広がります。
正に対極限の自然を見ることができるダイナミズムに心も洗われ、またそうした過酷な自然環境を逆手に取った、風力発電や太陽光発電をあちこちで見ることができることも、日本の現状を遠くから見つつ気が気でない私には興味深い風景です。

島、ということは当然海に囲まれていますから、食はやはり海の幸を期待するわけですが、スペイン圏ですのでタパスまたはカナリアン料理と言われるものが一応土地の味です。しかし英国からの避暑客が多いせいか、ブリティッシュ、アイリッシュバーを見かけること多し。フィッシュ&チップスかあ…。
島の中心都市、アレシフェの観光案内所の女性に訊いて、地元の客も多いという食堂に一度行きましたが、まあ、こちらの魚貝の調理法はおおかた、焼くか揚げるか、なんですね。ホタルイカのような小さめのイカのフリットはそれはそれでおいしかったですが、そのボリュームに最後には飽きた、というのが正直なところ。

レストランの値段はどこもお手頃価格でしたが、そんなわけで、うーむ、これなら自分で調理するのがいいのでは、と思うのはTMCのメンバーとして当然のこと。こうした自立心や好奇心が新しい研究開発を切り開くのです。

泊まったホテルはアパートメント式でキッチンも付いているので、早速ホテルの人に訊いて、魚市場がある、という港の方へ出かけます。
教えてもらった辺りでバスを降り、海沿いをうろうろしていると、ふとドイツ語が耳に飛び込んできて振り返る私たち。後方でスキューバダイビングのインストラクターをしている人はドイツ人らしい。
早速近づいて話しかけると気さくに相談に載ってくれます。
いわく、その港に今はもう魚市場はないが、お勧めの魚屋はある、とのこと。
レストランも経営している魚屋だ、という彼のアドバイズを下にそちらの方向へ足を進めます。
店の名前はなんだっけ?
えーと、ラ•マンチャ、って言ってましたよ。

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歩くこと5分強。スペイン語でpescaderia(魚屋)と書かれた店を発見。隣にはレストランも並んでいるので間違いない、が、店の名前は、ラ•マンチャではなくてラ•ロンチャ(La Lonja)でした。日本人の私には、松本幸四郎の姿と共に「ラマンチャの男」が頭に残っていたんです。

さて店に足を踏み入れると、うわー、並ぶ並ぶ、大きく新鮮なお魚たち。
気になる値段もこれがなかなか素晴らしく、その日は全長40cm強の鰹を丸ごと一匹購入して5〜6ユーロです。安い!
普段の客にするように、親切にも頭を切り落としてゴミ箱に捨ててしまった店のお兄さんに、わー、捨てないでくださいー、と叫びかける程興奮状態の私たちにお兄さんもちょっと圧倒されていましたが、なんせ新鮮な魚をそんな値段で購入するなんて無理な話の西ドイツから来てますので、ご堪忍を。
その日は切れないナイフで魚の解体に格闘し、しかしなんとか刺身とタタキを堪能することができたのでした。

翌日から私たち、何度もその魚屋に通っては、アジだ金目鯛だと買い物しましたが、そこで気がついたことが一つ。
魚はたくさん並ぶのに、タコやイカ、エビや貝などのいわゆるシーフード類を見かけないのです。一度大きなロブスターを見かけましたが、USA/CANADAとラベルが付いていました。聞けばここでは甲殻類や軟体類の魚貝の生息率が低いそうで、ゆえに捕獲も禁止されているとのこと。レストランで出されるのは皆輸入物だそうです。
そういえば浜辺でも貝殻をほとんど見かけないなあと思ってましたが、そんな環境もあるんですね。

うまくすればウニとか食べることができるかも、と密かに魚卵への想いを蘇らせていた私としては残念なニュース。
まあ穫れないんだったらしかたないよね、と魚屋に続くレストランの方へ足を踏み入れると、ちょうどお昼前、バーカウンターのショーケースの中にはタパスの皿が並んでいます。これは卵サラダかポテトサラダか、これは揚げ物だな、などと見ていく視線の中に入ってきた懐かしのものは…。
ん?こ、これは、タラコ!

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大きさや色からするとタラコと思われる魚卵が一口大に切り分けられ、既に調理された色で、他の野菜と共にマリネされているサラダです。

思わず興奮して魚屋の方へ走り戻り、売り子のお兄さんに質問します。
あれは、卵ですよね?
そうですよ。
もしかしてバカリャウですか?
そうですそうです。でもあれは、冷凍で輸入されたものですよ。

鱈はやはりこの辺りの暑い地域では穫れないのでしょうか、そういえば南国の鱈の料理は乾鱈を使うレシピが有名ですね。
この魚屋でも魚卵だけ生で売ることはないそうです。

リサーチと称して一皿買い求めたのはもちろんです。
テイクアウトのパックに移してもらい、ホテルの部屋に戻ってから早速白ワインと共に頂いてみました。

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お、正にたらこ、です。
ただし焼きタラコではなく、茹でたタラコを切り分けて、タマネギ、パプリカなどと共に酢とオリーブ油などでマリネしてあります。マリネされて味が染みているのでこれはこれでなかなかおいしい、と思っているそばで、ドイツ人の欧州開発担当理事補佐が呟きました。
うーん、でもせっかくなら生で食べたかった…。

生で魚卵を食べる習慣は欧州にはほぼありません。おそらく親日家の彼はTMCなどの会合で、日本の生食タラコもしくは明太子の食感の素晴らしさを覚え、茹でタラコでも魚卵が食べられた、という欧州では貴重なこの出来事に感動できなくなってしまったのかもしれません。
日本人の私の方がこうした機会に謙虚になってますね。

ということで、欧州でも南に行く程魚卵を食する習慣がある、という話を実感した一件でした。

この一パック/一皿で3ユーロでした。居酒屋さんで一皿頼むような感じなんですね、タパスって。このお値段にも観光客相手に値段を釣り上げない地元の大らかさが表れていて嬉しいものです。
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2011年07月14日

TMC、Facebookデビュー!

携帯電話、スマートフォンの普及に伴い、誰もがネットで繋がる時代。
ソーシャルネットワークサービス(SNS)という言葉も一般化し、ツイッター(Twitter)やフェイスブック(Facebook)といったサービスの利用者も急速に増えているようです。それらは、東日本大震災でも、その威力を発揮したと言われています。
また、最近は勤務先の指示で、Facebookを利用することになったという人も多いようです。

これまで、個人的に国内外の情報交換のためFacebookを利用する会員はいたものの、東京明太子倶楽部としてのFacebook公式ページはありませんでした。そこで、会員数も増え、海外ネットワークも拡大しつつある当倶楽部としては、時代のニーズを踏まえ、より充実した明太子の情報交換をすべく、Facebookページを開設することにしました。

基本的には当サイトhttp://tokyo-mentaiko.seesaa.net/で、これまで通り活動内容を公開して行きますが、交流の輪を拡げる場として「Facebook東京明太子倶楽部ページ」もご利用いただけたらと考えております。
皆さんの「いいね」をお待ちしております。

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2011年07月07日

韓国ミョンテは「カンペキなニセモノか?」

城北開発担当理事の「韓国ミョンテ調査の旅」報告からずいぶんと時間が経ってしまいました。
既に明太子の味については報告されているので、ここではその時の緊急幹部会の様子を報告します。

彼が持ち帰った「韓国明太子」をどのように評価するべきか? 我々TMCは、緊急幹部会を提案し、城北開発担当理事を待っていたのでした。パッケージが比較的小さいので、それだけでは全員の欲を満たしきれないと判断し、サイドメニューを準備しました。

テーマは「かんぺきなにせもの」です。これは城北開発担当理事が韓国の調査で発見した露天の言葉です。写真には「かんぺき な にせものあります」という力強いメッセージが映し出されていました。
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↑TMC幹部会の今回の研究テーマ「かんぺきなにせもの」は、この店の掲示物よりヒントを得た。

考えてみれば、韓国産の明太子というのは「完璧な偽物」かもしれません。明太子はもともと韓国で辛子漬けにされたタラコが食されていて、それを博多の老舗「ふくや」の主人が持ち帰って、日本風にアレンジしたと言われています。そうなるとルーツは韓国だけれども、日本風の「明太子」は逆輸入ということになるのでしょう。城北開発担当理事が持ち帰ったのは、明らかに日本人への土産物を意識した「韓国明太子」です。


というわけで、「完璧な偽物」です。
まず、すぐに思い浮かんだのが「明太子キャビア」でした。
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これは、有楽町の「ザ・博多」で発見していたものの、なかなか手にする勇気がなくて見送り続けていた品物です。今回のテーマにはぴったりだと思いました。円形の缶に入ったそれは、見るからに怪しげです。アメリカ産のタラコを原料に魚卵だけを取り出して味付けしてあります。ブランデー風味と記されていますが、かすかにそういう香りがするなといった程度です。クリームチーズと合わせてみたのですが、まずまず無難な組み合わせでした。意外に魚卵味が立っているのは面白いと思います。
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さらに、福太郎の「明太子ジャーキー」と、よせばよかった「ジャンボ明太子ソーセージ」を「ザ・博多」で入手して試しました。TMCの分類では「明太子ジャーキー」が第2類、ソーセージは第3類にあたります。
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ジャーキーはつまみとしては美味しいのだけれども、明太子の生感を残しているために、驚くほど歯にくっつきます。これには参加者全員が閉口しました。中島商店の「博多なかなかドライ」とよく似ていますが、この「ドライ」商品に関しては、同じく中島商店の「皮ドライ」が圧倒的に優れていると思います。つまり、魚卵部分を思い切って採用せずに、皮だけをドライ化したものですが、歯につく度合いが少なく、半生感とパリパリ感が共存しています。魚卵部を使うならば、半生感を切り捨てて、思い切りドライに仕上げたほうがいいのではないでしょうか? 福太郎にはもう少し工夫を加えてほしいものです。
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↑よせばよかった「ジャンボ明太子ソーセージ」



その他のサイドメニューは、定番の組み合わせで準備しました。

以前この場で紹介した「ちょんまげ」は未経験の理事にも試してもらいたいと、博多の徳平から240g入を取り寄せました。全員が酒飲みなので、食感の驚きと共に、つまみに最適であると絶賛でした。
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↑パッケージも美しい「ちょんまげ」は大好評。


明太子ではありませんが、「富山館」で入手した「ホタルイカの沖漬け」は新モノで「クロ」という商品でした。これは濃厚でありながら新モノの爽やかさもあり、好評でした。練馬支部長によれば「ホタルイカに宇宙を感じた」ということでした。
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最後はもつ鍋とちゃんぽんです。
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posted by 明太子 at 19:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 明太子研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

「韓国ミョンテ調査の旅」- 城北開発担当理事の研究レポートより -

TMCの期待の若手でもある城北開発担当理事より「韓国ミョンテ調査」の報告を受けたので、ご紹介します。(以下レポート)

今回、城北開発担当理事である私はソウルへ向かった。その目的は冬のソナタの撮影スポットへ行くことでもなく、ソニョシデ(少女時代)のライブ会場限定ポストカードを手に入れることでもなく、当然のことながら韓国のミョンテ、つまり明太の研究である。
日頃から理事なのにただ食べ、泥酔するまで飲み、挨拶もそこそこに帰ってしまう無礼な人物と言われ続けてはや数年、なんとしてもその汚名をはらすべく現地へと向かった。
古くから朝鮮半島ではスケトウダラの卵が塩漬けにされて食されていたが、韓国の明太子は刻んだ唐辛子とともに塩漬けする方法が定着していったという。
3泊4日の滞在期間でサムゲタンやサムギョプサル、冷麺など人気の食事に舌鼓を打ちながらも、常に明太子を食している人々はいないだろうかと周囲に目を配ることは忘れない。
テーブル一杯にチャミスルの瓶が並び、酩酊しようともどこかのテーブルに赤いそれが置かれていないだろうかと神経を研ぎすませることも忘れない。酩酊しているけれども。
ご存知の通り韓国ではメインの食事、例えばサムゲタンを注文したときにそれ以外に沢山の副菜ともいうべき品々がテーブルに所狭しと並ぶ。その中には必ずといっていいほどキムチは出てきたのだが、求めているあの一品が出て来ない。
メニューを見てそれらしいものを頼もうにも宿泊地は観光地として有名な明洞(ミョンドン)から地下鉄で2、30分ほどの清涼里(チョンニャンニ)。日本語は通じず、beerすら理解されない。結局空港へと向かう際に立ち寄った土産物屋で購入するに至った。

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プラスチックのケースの中に密閉された明太子が二腹ほど入っている。大きさは12、3センチほどである。一見すると良く見るタイプに見えるのだが、口に入れてみると大きな違いがあった。

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それは粒が非常に細かいのである。しかしここでこの明太子を売っていた店員が日本語で「とても滑らかデスヨ」と言っていたのを思い出す。
そう、細かいというより滑らかといった方が適切なのだ。それはつまりTMCで最も重要視される「魚卵味」が失われてしまっているのだ。
もう少し味の評価をしていこう。ソウルで出会ったキムチはどこの店も非常に唐辛子の味が強く、日本のスーパーで売られているような日本人向けのキムチが持つ甘みよりも酸味が際立つ。明太子でもその唐辛子の強さのようなものを期待していたのだが、ここでも予想を裏切られた。辛みや香りがなく、後に残るのは強烈な塩辛さである。
これは本当にパッケージにあるように伝統食なのだろうか。塩を利かせることで保存食としての役割を果たすことは理解出来るのだが、これではあまりにもご飯が進みすぎる。
何か手がかりはないかともう一度パックを見てみると、裏に韓国語で色々と書かれた最後の一行に英語で

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もう一度改めて調査をする必要があるようだ。

余談だが私が宿泊したチョンニャンニをYouTubeなどで検索すると街の雰囲気が掴めると思う。
本当の目的はこれだったのかと誤解されてしまうかもしれないが、断じてそうではないと強調しておこう。
posted by 明太子 at 22:52| Comment(2) | TrackBack(0) | 明太子研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

西武池袋本店「大九州うまいものと技術紀行」で考えた

TMCの本部は池袋に近いので、百貨店の催事場の催しにも時々行ってみます。東武百貨店の「北海道展」は魚介の類が豊富で、弁当なども充実していて、毎回この「北海道」関係は盛況のようです。明太子のふるさとを訪ねる気分です。
西武百貨店で開催されている(5月7日〜15日)「大九州うまいものと技術紀行」にも足を運んでみました。たまたま初日にこの催事に気がついたので行ってみると、そこそこの集客なのですが、正直どうも魅力に欠けます。なぜだか考えてみたのですが、福岡から沖縄までと地域が広く、食品だけでなく工芸品まで扱っています。その割には催事場の規模が小さい。だから、とても散漫な印象です。いろいろあってイイといえばそうなのですが、名物はいろんな形で紹介されていたりするので、もっとコアな企画のほうがいいのではないでしょうか?

明太子関係は「福さ屋」と「稚加榮」の2店で、以前TMCでも紹介した「秋山食品」の「赤い恋人」(明太子入りこんにゃく)が出ていました。我々としては特に新味がないため、購入は見送りました。

東京の知人でも、毎日明太子を食べているとか、近所のスーパーで買っているという人は多いし、「東京明太子倶楽部」の話をすると、ぜひ参加したいという人は多いのです。西武の催事場くらいの規模ならいっそ「大明太子展」として、明太子に絞って、明太子の現物や関連商品(TMCの分類で第一類〜第三類)までを並べた方がよっぽど関心を惹くように思いました。

とは言っても、美味しそうだったものを購入してみました。

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写真は初日に並んでいたので、昨日入手した熊本・丸健水産の「うにぎりコロッケ」です。うにの風味の炊き込みご飯の中にうにを詰めてコロッケ状に揚げたものでした。そこそこ美味しいと思いましたが、正直、並んで買うほどのものではありません。中心のうにが偏っていて、3個入りを買って二人で食べたとき、1個を半分にしたのですが、僕が選んだ半分には殆どうにが入っていませんでした。もうひと工夫だと思いました。


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もうひとつは、熊本・「みなみの風」で販売していた、頼藤商店の「天草大王地鶏飯」です。これは素朴で美味しかった。頼藤商店は元々は鮎弁当などが有名なところなんですね。八代市にあります。
福岡でもうどん屋に行くと殆どの店はオニギリとイナリとかしわめしを置いています。子供の頃から鶏味のご飯は馴染みがあって、懐かしいおいしさでした。

ちなみに、マレーシアのマラッカでは「チキンライス」の美味しいお店があって、鶏の蒸し汁でご飯を炊きこんで、ボール状なったものが出てきます。鶏はスライスして、一緒に食べる文字通りの「チキンライス」です。これも素朴で美味しいのです。

昔、貿易の途中で中国と九州とマラッカが鶏飯で結ばれたのでしょうか?
posted by 明太子 at 11:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 九州グルメ体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月07日

ロックな県、福岡で培ったTMC代表の歌声

福岡県といえば明太子ですが、芸能人の産地としても有名です。TMC世代だと松田聖子、チェッカーズ、氷川きよし、浜崎あゆみといったところでしょうか? テレビに出ている人の10人に1人?は福岡の人じゃないかと思うほど、この県から輩出されたエンターテナーは多いのです。
さて、そんな県民性の影響でしょうか、TMC-東京明太子倶楽部-代表の佐藤も、明太子の研究の合間をぬってバンド活動にも精を出しております。歌やギター演奏だけでなく、作詞作曲まで行うほど傾倒しています。
近頃は、知り合いの英語の先生に歌詞の翻訳を手伝っていただき、Worldバージョンの演奏収録までやってしまいました。

明太子とは関係ありませんが、福岡が生んだおじさんバンドの奮闘ぶりをユーーチューブにて配信中です。
どうぞよろしくお願いします。
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2011年04月16日

「スモーク明太子」は「変わり明太子」ではあるけれども確かに美味しい

既に総務二課長から報告があったとおり、昨日4月15日(金)新宿の「博多舁き山」で幹部会を行いました。
今回はコース料理を試そうということで、最もお手頃な「差し山コース」をお願いしました。酢モツの後に出てきた三種類の明太子の中にあった「スモーク明太子」に一同は目を奪われました。しかも名柄を知らせる小さな札に「ちょんまげ」と書いてあります。以前、東京明太子クラブにもメッセージを残していただいた舁き山の山崎さんは「次の機会はスモーク明太子もお試しください」と書いていただいていました。もしかするとお薦め三種に加えてくれたかもしれません。
しかし名前が「ちょんまげ」です。我々は、博多の物好きが試しに変わった明太子を作ったに違いないと、あまり期待しないで、しかし、そのプリプリした姿に少し見とれながら、手を伸ばしました。
「うまい!」スモーク独特の香ばしさが口に広がり、その後にやや大粒の明太子がやってきます。スモークされた外皮は美しい張りがあり、噛んだ時の食感と外皮を破る時の小さな達成感があります。一人に一切れが割り当てられましたが、ビールを飲んでいた欧州開発担当Nは、一口かじった後に、残りの三分の二ほどを小皿の隅に置きました。ビールではなく次ぎに注文するであろう透明な方で試そうという魂胆です。酒好きのささやかな楽しみをさりげなく示したNは、とても30代の女性とは思えない酒好きの域に達しています。その後、Nが「島美人ロック」と一緒に残りのスモークを食したのは言うまでもありません。
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さて、この「スモーク明太子」位置づけをどう評価するかは、いずれTMCの総会に諮らなければならないでしょう。美味であることは間違いないのですが、これをストレート明太子の一種と考えるかどうか、注意深い判断が必要だと思います。実はこの日、以前ここで初めて試した「副太郎のワイン漬け」の話をしていたら、店長さんが出してくださいました。粋な計らいをありがとうございました。この「ワイン漬け」も我々にとっては未知の味で面白いのです。前回の印象と同様で、控え目なワインのテイストと少し荒めに引かれた黒胡椒のバランスが絶妙です。ワインが明太子に合うはずはないという思い込みを一蹴しました。焼酎漬けや大吟醸漬けといったストレート明太子の変種である「変わり明太子」の部類です。

そして「スモーク明太子」も変わり明太子の種類でしょうか? そうすると例えば「博多ふくいち」や北海道知床の藤井水産の「炙り明太子」はどうなるのか? あるいは中島商店の「ドライ明太子」はどうなのか?
ひとつの考え方は、スモークなり、炙りなりをお店で施したか、製品として炙られた状態でパケージ化されているか、が分かれ目でしょう。ストレート明太子をお店で炙った場合は、それは調理法ですから明太子料理の一種です。炙られたりスモークされたものが製品化されている場合は「変わり明太子」と考えるべきでしょうか? そうなると「ドライ」の位置がさらに微妙です。

とにかく、美味しかった「スモーク明太子」の基本データ↓です。一度お試しください。
生産者は1992年に設立した「株式会社シーフーズなた」で、その明太子ブランド「徳平(とくべい)」の「スモーク明太子」です。徳平のネーミングは社長の徳永時太郎からだと思われますが「ちょんまげ」の動機は不明です。形でしょうか? この徳平は「博多おっしょい」と「芋焼酎漬け」が主力だったようです。が「スモーク明太子」は2006年から始めた比較的新しい商品ですね。
70g1050円。原料の魚卵はやや大粒なアメリカ産、スモーク用のチップは北海道帯広産の桜材だということです。香ばしいはずです。液体の薫製液などは使用していないと明言しています。
http://www.seafoods.jp/item-shosai/chonmage-ss.html

「博多舁き山」のスタッフの皆さん、店長の入松川さん、山崎さんお世話になりました。
最後のもつ鍋としめのチャンポン麺も美味しかったです。
遅れてきた城西担当支部長Tの為に宴の時間なども延長していただきました。お心遣いに感謝いたします。
ラベル:明太子 スモーク
posted by 明太子 at 17:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 明太子研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

東京明太子倶楽部緊急ミーティング in 舁き山(かきやま)

原発事故による日本の様子を危惧していた欧州開発担当理事が、ドイツより急遽一時帰国したので、TMC緊急幹部会議が行われました。
出席者は、東京明太子倶楽部本部代表、総務二課、川崎支部長、城北開発担当理事、欧州開発担当理事の5名。
会場は、以前紹介した新宿の「博多舁き山」。TMC推薦の店が震災後も立派に営業していることを確認しました。以前と変わらぬ、旨い明太子ときめ細かな接客に、TMC一同も安堵。酒をぐいぐい呑んじゃいました。

主な会談内容

・東日本大震災のTMC本部および各支部の被災状況と現状について
各支部とも建物などの損壊はなく、無事であることを確認しました。
また、TMCが春の活動として予定していた「めんたいパーク大洗」への見学の無期限延期を決定。鷺宮支部長が城北開発担当理事と面会した際、現在めんたいパークも震災被害で閉鎖されていることが報告されていました。一日も早く復興することを願うとともに、いつかきっと皆で訪れよう!と誓い合いました。

・福島原発事故の影響、今後の課題について
放射能汚染による、食への影響が懸念されました。特に海産物については、今後も注意深くチェックし、情報共有をしていくことを確認しました。
欧州開発担当理事からは海外の反応について報告があり、日本政府及び報道のあり方への疑問も提示されました。また、チェルノブイリ原発事故以来、ドイツでは「八丁味噌」が放射能対策として有効であるとされ、一家に一つ八丁味噌現象がおきているとか、いないとか…。

・TMCの今後の活動について
まだまだ安堵できる社会状況ではないにしても、我々にしかできない地道な活動を続けて行くこと、そしてその情報を発信して行くことの大切さを確認しました。(万が一の際は、欧州開発担当理事の家に泊めて下さいという要望も出されました。)
そして、皆で元気に生き延びよう!と誓い合いました。

さて、今回の会合の場であった博多「舁き山」新宿店では、酢モツ、各種明太子、彩り旬野菜サラダ、若鶏のから揚げ・フライドポテト・明太ポップコーンシュリンプ、博多牛もつ鍋等からなる「差し山コース」をいただきました。
その中でも、福太郎「ワイン明太黒」やスモーク明太「ちょんまげ」は欧州開発担当理事が注目。ワインにも合うしヨーロッパでも好まれそうな味だとの分析。
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↑スモークチーズ感覚で評判のスモーク明太「ちょんまげ」

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↑デザートは太宰府名物の梅ヶ枝餅

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2011年04月11日

明太子の母の生息地を汚してはいけません。

3月11日から1ヶ月が経過しました。
東日本大震災により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

東京明太子倶楽部も、活動をしばらく控えておりました。
海の恵みを愛してきたTMCとしましては、津波というものの脅威を認識するとともに、
海と共に生活してこられた太平洋岸の皆さんが、1日も早く復興し安心して暮らせるようになることを願っております。


福島原発事故による高濃度放射性汚染水の海洋流出は、憂慮に堪えない事態です。
そして、あらためて全国の原発がある地域を確認してみると、青森、三陸、北陸、瀬戸内、玄海、鹿児島等、海産物の宝庫とされるエリアと一致しいることに気付きます。
自然との調和無くして人間の営みは無いということを、食事のたびに考えるようになりました。

さて、明太子の原料、タラコはスケトウダラによってもたらされます。
スケトウダラの生息地をウィキペディアで調べると、
「日本海・茨城県以北の太平洋沿岸・オホーツク海・ベーリング海・カリフォルニア州沿岸まで、北太平洋に広く分布する。水深500 mまでの沿岸や大陸棚斜面の海底近くに生息する。最も多いのは水深200 m 前後だが、浅場や海面近くに現れることもある。」と記されています。
また注意書きとして「日本海については、大韓民国(伝統的にスケトウダラの消費が多い)による乱獲や水温の変化等により、スケトウダラは20世紀末以降は絶滅状態にある。」とあります。
つまり、今回汚染水が流出したことで、明太子の母の生息地も危機にさらされているということになります。
取りあえず、現時点で明太子に加工されているものは大丈夫だと思いますが、今後の状況に寄ってはTMCの活動にも影響が出て来ると思われます。

海には沢山の命がある。自然は皆のもの。
電力会社だけのものじゃ無い!!
posted by 明太子 at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | TMCはみだし日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月06日

行って来ました、めんたいパーク、大洗

東京明太子倶楽部 代表 佐藤博昭 殿
東京明太子倶楽部 理事 鷺宮支部長 太田曜 です、

本日、茨城県鉾田市で友人ダンサーの公演に行ったので、かねてより気になっていためんたいパークにロケハンに行って来ました。

めんたいパークは去年の東京明太子倶楽部首都圏拡大理事会の席で私が是非一度倶楽部でも行くべきではないかと提案したかねふくの工場兼直売所兼アミューズメント施設です。
参照HP→http://mentai-park.com/index.html

注目は明太子の製造過程を見学出来るところですが、行ったのが遅すぎて工場内では後片付けと掃除をしているところしか見学出来ませんでした。ちなみに、5時30分までは生産活動をしているようです。

めんたいパークは工場、付属している見学ギャラリー(展示物もあります)直売所の三要素で構成されています。
観光バスが何台も来ていたりして、単なる工場に付属した直売所ではないとの意気込みが感じられます。
直売所の店員も、聞かれ無ければ商品を勧めるようなことも無く“黙っていても売れる筈だ”と云うような自信が窺えました。
また、直売所の中に設置されている飲み物の自動販売機はどれも無料で、好きなものを勝手に飲んでくれという太っ腹な姿勢には思わず感激してしまいました。
勿論、明太子の試食コーナーもあって、その気になればタダで飲んでタダで食べて帰ることも出来る施設です。

直売所で売っているものでは明太ウィンナーというどちらかと言えばそれはウィンナーじゃなくてフランクフルトだろうと思うソーセージがあり、今まで理事会やホームページ等でも問題にされていないので買ってみました。

また明太子ではないのですが、めんたいパークのマスコット『タラピヨ』の携帯ストラップと『タラピヨ・タラコン博士』シールというのがあったのでこちらも買ってみました。これらにつきましては写真データを添付します。また今度会った時にお見せします。資料も沢山貰って来たのでこちらは差し上げます。
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わたくしの意見では、やはり東京明太子倶楽部としては一度は押さえておく必要があるだろうと思われるめんたいパーク、大洗でした。ちなみに、めんたいパークの隣は大洗リゾートアウトレット、大洗フェリーターミナル、大洗・海・山直売センター、等々あるので充分楽しめるのではないかと思われます。

東京からは車で約3時間、もう少し足を伸ばせば、那珂湊お魚センターもあります。

学校関係者が少なくない倶楽部会員の有志で春休みに一度めんたいパーク見学をやってはどうでしょうかと、改めてご提案いたします。ちなみに、平日に行けば道は空いていると思われますが、高速代は高く付きます。ここは考えどころでしょうか?!

以上ご報告いたします。

追記
ウィンナーと書いたものの正式名称は明太子入りあらびきソーセージでした。こちらは今朝早速茹でてパンと共に食べてみました。
ソーセージは少し甘みがあります。そこに明太子のつぶつぶが入っていて、辛さはそれ程ではありません。一応 MAILLE の粒入りマスタードを付けたのも試してみましたが、これはマスタードの味が強くなってしまって、かえって良くないかも知れません。
マスタードMAILLE参照HP→http://maille.jp/

私は、これをフランスパンと一緒に食べたのですが、ご飯に合うかどうかはまだ試していません。また、茹でるのではなくて焼いたらどうかと言うのもやってみる価値はあるかも知れません。
ただ、まあ、結論としては、明太子入りあらびきソーセージはわざわざ買う程のものではないと言うことになるかと思われます。
念のために『明太子入りあらびきソーセージ』のパッケージと茹でて食べる直前の写真をお送りします。
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