2008年05月21日

イワシの気持ち

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TMCでは何度かイワシ明太子を試しています。写真は島本食品の商品です。イワシ自体の鮮度がいいのでしょうか? イワシの脂とピリッとした明太子のバランスは絶妙です。くれぐれも焼き過ぎないように気を付けましょう。

しかし、ふと考えてしまいました。イワシは、自らも同じような卵を持っているだろうに、他人(魚)の卵をお腹に詰め替えられて焼かれている。自分の卵ではなく、明らかにスケトウダラの卵の方が上手いという評価は、イワシにとってどんな気持ちだろうか?
よその鳥の巣に卵を産み付けて、暖めさせ、なおかつ、孵化した雛はもともとの主の雛をけ落としてしまう。そんな鳥の話を思い出しながら、何の関係もないなと思い直しました。
しかし、手羽明太という商品もあります。これこそ、何の関係もない鳥に、魚卵を詰めるという荒技です。しかも、抜群に旨い。おそらくこれも、鶏肉の持つ適度な脂分との調和なのでしょう。いずれにしてもこの理不尽な組み合わせは、美味です。
近々、各社の商品の独自性を比較してみます。

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2008年05月07日

昆布明太子

しまもとの「職人藤田の昆布漬辛子明太子」は、肉厚の昆布に明太子が巻かれて包装されています。明太子に昆布の色が染みこみ、通常のものより渋いオレンジ色になっています。
辛みはとても控えめで、出汁をたっぷり含んだ旨味があります。辛いもが苦手な子供でも大丈夫そうです。

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ラベル:昆布 明太子
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2008年05月03日

しまもと「春咲めんたい」

島本食品から春商品のインフォメーションが届き、「春咲明太子」以下、いくつかを取り寄せました。

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写真がその「春咲」です。写真で色合いが解るでしょうか?
僕は高校時代に恋心を寄せていた人に再会したような気持ちになりました。美しい色です。幾つもの明太子を食してきましたが、赤の色味が強すぎるモノも多く、その反動で無着色の自然派傾向にも惹かれたことがあります。しかし、明太子のこの「赤」は、郷愁を呼び起こす何かがあります。そしてこの「春咲」は慎ましいのです。形状はかなり小振りです。味付けはほぼ塩気と辛みのシンプルなモノです。そして赤の色味が美しい。僕はこれを「潮美」と名付けたくなりました。大人になりかけた少女の頬が少しだけ赤身をおびて恥じらっているように見えました。明太子の乙女です。基本に忠実な味付けが、放課後の校庭で遠目に見ていた部活の映像を甦らせてくれます。
いろいろと味わってみた方にはお薦めします。
都会で汚れた気持ちを原点に返してくれるような、そんな優しさがあります。

先のクイズの答えは、この「春咲」です。
今日は、たまたま池袋で「北海道物産展」が開催されていて、総務二課長と二人で明太子のふるさとを擬似的に訪ねた次第です。買ってきた北海道の味に、少しだけ春咲を添えて、彼女にもふるさと帰りを体験してもらいました。
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2008年04月17日

明太子研究における3つのカテゴリー

3つのカテゴリー

先日、IMC(International Mentaiko Club)商品研究部会が開催され、世界各国から明太子研究の第一人者が集まり、今後の研究方針が論議されました。われわれTMCでは明太子研究を3つのカテゴリーに分けることを提案し、IMCに承認されました。
カテゴリー1 明太子を原型の状態で商品化している(一般的な明太子商品で切れ子を含む)
カテゴリー2 明太子の原型を維持しながら他の食品と組み合わせて商品化している(イカ明太子、数の子明太子、イワシ明太子、手羽明太子など)
カテゴリー3 明太子を原料の全部または一部に含むが商品としては別種のもの(明太マヨネーズ、明太子/皮ドライ、明太子蒲鉾、明太子煎餅など)

しかし、今回の商品研究部会では、上記のカテゴリーを越境するような商品が現れた場合、それをカテゴリー4とするか、あるいは上記のカテゴリーに吸収するかが、焦点となりました。
例えば、下記写真の「あぶり明太子」の場合です。これはカテゴリー1とする意見と、2に該当するという意見が対立しました。アルゼンチンの代表はカテゴリー4を主張しましたが、今回の議長であるトルクメニスタン代表によって却下されました。
TMCとしてはこの商品は1の範囲内であることを主張しました。

テイスティングの結果は、端的に言って食感に新味があり美味です。明太子の場合、「皮」をどう評価するかは、愛好家の間でも長年に渡り意見が分かれていました。皮を積極的に無視し、あくまで粒を評価する「粒派」と皮の食感を重要な要素とする「全体派」の対立です。九州を中心に80年代半ばに対立が激化しました。
「あぶり明太子」は「全体派」を支持する重要な商品です。「あぶり」を入れることで、表面に絶妙な硬度が生じ、内部の軟度とのコントラストを味わうことができます。今後の課題は食感の新味に対してどのような味付けの「粒」をアレンジするかにあります。今回の商品は「ふく富」製品ですが、辛みはほとんど無く、味は焼きタラコ類ですが皮の粘土がしっかりしていました。

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2008年04月16日

椒房庵の中辛明太子

椒房庵の中辛明太子は、明太子通にお薦め。国産の厳選したタラコを使用していて、見た目はとてもナチュラルで上品。しかし、食してみると、意外にしっかりとした辛さがあり、だしの旨味も効いています。さらにタラコ本来の海の味も感じられ、明太子の味の三大要素がそれぞれの存在を打ち消すことなく最大限に主張し合っています。
明太子の中の優等生的な存在です。



ラベル:椒房庵 明太子
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2008年04月12日

福太郎の明太子

福太郎の明太子は、博多の人には比較的馴染みの味ではないでしょうか。今回食したのは無着色タイプ。中辛よりは辛みが押さえられたタイプです。卵はロシアとアメリカ産。
辛みは押さえ気味で、酒(?)か調味料の味が強く効いている気がします。
辛めの苦手な人向きで、おかずとして食べやすい感じです。

福太郎の明太子

ラベル:福太郎 明太子
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2008年04月07日

大きければいいか?

研究リポートの続きです。
この商品も空港で目にとまり、つい衝動的に入手しました。
「味のふく富」が発売している「極太明太子」です。まずはそのスケールを見て下さい。ちなみにアメリカ産です。
販売所にはこれよりも、ひとまわりくらい大きなモノもあったのですが、大きいから安いというわけではなく、重量での量り売りでした。
このサイズで2000円を超えています。明太子の値段というのは、パッケージ入りで概ね100グラム1000円前後が相場です。切り子と呼ばれる先端が切れている家庭用のパックだと、30%〜50%くらいお得です。
この明太子を入手した時、売っていたオバチャンが「辛口にするね?」「フツーでいいと?」と聞いてきました。どう見てもそこにはひと種類の極太しか並んでいないので、不思議に思いながら、「フツーでお願いします」というと、その場で極太の手前にあったタレを一度だけ刷毛でまぶしたのでした。もしも「辛口で」とたのんだら、三回くらいまぶしたのだろうか? それとも「辛かバイ!よかとね?」とか言いながら、辛口のタレを塗りつけてくれたのだろうか? いずれにしても少し安易な気がしました。
肝心の味なのですが、大きいだけに粒ははっきりしていて、しっかりした味なのですが、いかんせんこの大きさは食欲を減退させます。やはり大きければいいというものではないかもしれません。TMC代表としてはこの大きさでも、どこかに繊細さが欲しいところです。しかし、それでも中野出張所長は大きな一切れを口いっぱいほおばりながら、「食べがいがあるね〜」と感心していたのでした。何か面白い調理法もあるかもしれませんが、今は思いつきません。
スポーツ選手の息子さんが3人くらいいる家庭には、このサイズはお薦めできます。

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ラベル:明太子 ふく富
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2008年04月06日

ふくやの明太子

ふくやの明太子も、かなり全国的に普及しているようです。明太子の一般的なイメージにかなり近い味がします。
ビジュアル的にも、赤味があり、スタンダードな感じがします。

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ラベル:ふくや 明太子
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2008年04月03日

この領域にもついに手を出します。

TMCではこれまで手を出すことができなかった領域があります。それは、何らかの形で明太子が含まれる商品です。
これに手を出し始めると大変なことになることは判っています。要するに、結果的に美味しく無いものも試してみなければならないのです。
そして膨大な数の対象商品を研究しなければならなくなるのです。もちろん、そこはTMCですから、「博多限定!明太子プリッ◯」などのありきたりなものは積極的に無視します。
今回の発見は、九州ツアーの際に立ち寄った大分県の道の駅「水辺の郷 おおやま 水と緑の別天地」で発見した「ふりかけ」です。「夜明けの里カメミツ株式会社」が製造している亀蜜ふりかけです。このレトロなパッケージに「辛子明太子入り」と堂々と書いてありました。どこの明太子がどれだけ含有されているかはもちろん不明です。どうやらこの「亀蜜」の「亀」というのがスッポンのことらしく、スッポンの粉末も含有されています。しかもDHA配合です。通常は原材料名のところに含有率の多い成分から順に表示されているので、辛子明太子は最上位である分、多く含まれているはずです。
写真は、御飯にのっているところです。
結論はどうだったかというと、明太子云々というよりも美味しいふりかけでした。少し甘めのノリタマに、時々明太子らしき辛みが舌を刺激するといった感じです。それがどうした、という感じは否めませんが、ふりかけとしては合格です。スッポンも入っているし。実は、このほかにも発見があったので、随時報告します。

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リンク→夜明けの里カメミツ株式会社
ラベル:ふりかけ 明太子
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2008年03月22日

かねふくの明太子

かねふくの明太子も、東京のスーパーでもよく見かけます。少量パックが300円くらいで売られています。
無着色ですが、唐辛子の辛みがしっかりついています。
比較的安く手に入り、味も強いので、料理に使用すると良いかもしれません。
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ラベル:明太子 かねふく
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