2014年12月26日

東京明太子倶楽部 欧州開発担当理事を囲む会

帰国した欧州開発担当理事・中沢あきを囲んでの会合は、このところ年末恒例になりました。
この日はドイツから帰国した、欧州開発担当支部の松山夫妻も参加しました。

今回のお取り寄せラインナップは以下の通りでした。
島本食品
「炙り明太子」「辛口明太子」「いわしめんたい」「数の子めんたい」
ふくや
「いか明太」「数の子明太」「いか明醤」「お得な切れ子」のセット

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もうずいぶんといろんな明太子を試してみたので、今回は定評のある明太子とと和え物が中心でした。

福岡の母から鹿児島串木野のさつま揚げも届き、まずはさつま揚げをサッと炙っていただきました。
鹿児島のさつま揚げは、基本的に甘いものが本来の味です。これは一説によると、かつては砂糖が高級品で、甘みは贅沢の代名詞だった頃、砂糖をふんだんに使って喜んでもらおうという作り手の配慮だったようです。

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さつま揚げではないのですが、留学生担当理事が持参した山口県の萩で作られているという練り物を熨したかまぼこ状のものが、意外な刺激でした。結構辛口で練り上げられていて、酒のあてには向いています。形も面白いですね。

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そして皆がさつま揚げを食べている開始直後から、そわそわしていたのは、鷺ノ宮支部長です。この人はここ数回の会合で、無謀にも明太子デザートに挑みつづけています。言うまでもなく、未だに成功していない難攻不落の領域なのです。明太子はもちろんナマモノの魚卵がベースなので、到底デザートには向きません。しかし、鷺ノ宮支部長は執念深く試し続けているのです。
自宅で研究していたらしい「バターと明太子」「クリームチーズと明太子」のブレンド具合を確認しながら、これがベストだと思われるという86%の「チョコレート」をかばんから取り出し、早くもこね始め、これも持参したバケットを薄く切って乗せ始めました。ビジュアルはご覧の通りです。
チョコテートを薄く切るなり、少し温めるなりの工夫が必要だという声はありましたが、鷺ノ宮支部長は断固としてこのゴロリ感を主張しています。ビターなチョコレートは、明太子と一緒に食べた後味は、意外にも悪くありません。もちろんすごく美味しいというわけではないのですが、工夫次第ではありかもしれません。
一方、鷺ノ宮支部長が持参した「神戸屋の明太入りバケット」はなかなかのものでした。明太入りバケットは島本食品を始め、このところ取り組みがさかんな商品です。食生活の変化に合わせた洋食への対応は、各社が力を入れているドレッシングや各種のペーストを見てもよく分かります。次回はこの分野を比較検討してみることにします。
メーカーの皆さん、明太子バケットにチョコレート風味(あるいはカカオパウダー)を加えるのは、試す価値ありだと思いますよ。

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その後、和え物明太をいただきながら、創作料理の部へと移りました。
川崎支部長提案の「さつまいものレモン煮」に明太子を載せるというアイデアは、図らずも鷺ノ宮支部長のデザート計画を超えてしまい、こちらがデザートの提案であれば、見事な調和と言えるでしょう。甘いだし汁にレモンの酸味が効いていて、レモンのスライスと明太子を一緒に口に入れると、美しい味がしました。これはいけます。

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そばパスタをイカ明太子と和えた一品は、代表による「失敗しない」一品です。そばパスタのそば粉の香りは、明太子と必ず合うという確信がみなぎり、オリーブオイルの他には何も加えていません。

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最近支部を移籍した元目黒支部派遣会員は、春巻の皮で焼き海苔に包んだ明太子をオーブンで焼きました。一口サイズの手軽なおつまみとしてなかなかの切れ味です。

何人かのメンバーはすでに白米と合わせています。発会当初は「禁じ手」だったご飯も現在では随意に任せることになっています。TMCの規約も丸くなってきました。
ひとつだけ気になったことがあるのですが、島本食品の「炙り明太子」は、見た目も食感も「炙り過ぎではないか?」という意見がありました。表面が炙られているというよりも、かなり全体に火が通っています。これをどのように考えるか? しばし論議になりました。しかし、ひとりがご飯に載せた時、島本食品の職人藤田の目論見が見えた気がしました。「ご飯にのせると美味しい」という留学生担当理事の一言を、藤田は想像していたのでしょうか? 我々はツマミとしての評価を考えていたのですが、藤田はごはんの湯気が上がる食卓をイメージしていたのかもしれません。

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この頃になると、鷺ノ宮支部長らのグループが、明太子デザートを諦めきれずに、アイスクリームやバナナ、ポップコーンなどを買いに走り、かなり暴走気味に次々に明太子デザートらしきものを繰り出しましたが、写真には残っていません。これ以上の乱開発は、TMCとしては避けねばなりません。

最後は鳥の水炊きを用意しました。締めの「雑炊」まで想定していたのですが、時計を見るとすでに終電が怪しくなっていました。鍋の後、足早に駅に向かったメンバーたちでした。

ずいぶんと様々な味を試したために、オリジナルの試食と創作料理がやや飽和状態ではありますが、来年は何度目かの原点回帰を視野に入れ、あくまで美味しさを追求していく所存です。明太子メーカの皆さんには、くれぐれも暴走しないようにお願い致します。

良いお年をお迎えください。
posted by 明太子 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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