2009年05月10日

マレイシア魚卵視察 番外編 「味付やきあご」は海を越えた

今回のマレシア視察で、われわれにはもうひとつのミッションがありました。
それは「TMCで推薦した商品はマレイシアでも通じるのか?」という問いの検証です。
当初、幾つかの明太子を持参するというアイデアもありましたが、「生モノで、しかも一年中30度を超すような場所に、現物はあまりにもリスキーである」という庶務二課長の判断で却下されました。
明太子の評判を落とすようなことはあってはなりません。

そこで今回持参したのは、乾物に分類される魚住商店の「味付やきあご」です。
われわれは事前のミーティングで二種類の「やきあご」を十分に吟味しました。
二種類とはインターネットで取り寄せた「味付やきあご」と「味付やきあご(中骨取り)」です。
写真は検討会の様子と「中骨取り」との比較です。

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皿の上部の「中骨取り」がやや大きめです。これは材料のサイズが違うのであろうと思われます。
オリジナルはやや小振りなモノを骨ごと使用していますが、「中骨取り」は原料がやや大きめのため、食べやすいように中骨を抜いたのだろうと推測できます。
味付けは同じ行程なのでしょうか? 
結果として中骨がない方が身が柔らかく甘く感じられます。どちらかと言えば家族向き、お子様もどうぞという感じです。酒飲みには甘すぎるかもしれません。
行程や味付けが同じであるとすれば、骨が残っているためそこに塩気を含有しているためではないかと思われます。
検討会の結果、今回の視察にはオリジナルを持参しました。

マレシア視察のパートナーであったナジブに「これを食べて感想を聞かせてくれないか?」と頼むと、ナジブはおかしなモノを試されると思って初めはおどおどしていました。
しかし、「これは真面目な研究なのだ」と言うと、快く試食してくれました。「やきあご」が海を越えマレシア人に食された瞬間です。

20090510ago3.jpg


ナジブは少し口に入れると、「う〜ん美味しいですね」と言ってくれました。われわれは、既にいくつかのマレイ料理を食していたため、自信はあったのです。魚が好まれることも知っていました。ナジブに「ナシ・レマク(カレーライスみたいなモノ)のトッピングにこれを小さくチップにして入れたらどうだろう」と提案すると、「きっと美味しいよ」と言ってくれました。
しばらくしてナジブは、「子どものころ、お母さんが魚料理をしてくれたんだけど、そのころ僕はチキンの方が好きだった。チキンの方が贅沢だったんだ。だからいつも食卓には魚料理があった。でも、いま、お母さんの味を思い出したよ。」とうっすらと目に涙を浮かべています。
代表と川崎支部長もハンカチを握って話を聞いています。
お母さんが作ってくれた魚料理の味がしたんですね。
試食の残りは、タイガービールのつまみにしようと思っていたのですが、袋に残った「やきあご」をそっとナジブに差し出したのは言うまでもありません。
後で考えるとナジブはお酒を飲まないので、「中骨取り」の甘みもいけたかもしれません。彼が7月に来日した時には、「中骨取り」を試してみます。
posted by 明太子 at 16:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 活動報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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