2009年02月11日

二度目の原点回帰〜明太子のうまさとは何か〜その2

第一類の直接明太子はこの後三品でした。プラス「たらこ」です。
てら岡の「辛子明太子」、ひろしょう「辛子明太子」、北海道から釧路おが和「辛子明太子」、そして明太子ではなく、「たらこ」として今回試してみたカネニ藤田水産のモノです。
理事会の統一した見解として、もっとも庶民的なのがやはり「ひろしょう(前回記事で紹介)」でした。これは島本のぶっかけに近い懐かしさを持っています。このことは既にレポートしたとおりです。何か少年の日の思いが甦るような、素朴な辛さがあります。
一方、てら岡はやや風味に力が入りすぎているのではないか、という意見がありました。それから、てら岡を擁護するために付け加えておきますが、購入時に既に冷凍だったこともあり、やや「粒感」が失われています。しかし、上品ではあります。飯との合わせよりも単独でいけるという意見もありました。ダシの風味は昆布ではないかと思われます。若干の梅のような酸味もあるのですが、これは気のせいかもしれません。

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↑てら岡の明太子


そして、今回初登場の北海道産ですが、実は、購入時におが和の「辛子明太子」がアメリカ産ということで少しがっかりしたのでした。なぜならば、スケトウダラが北海道で捕れるのならば、なぜ明太子は北海道でたくさん作られないか? あるいは北海道で作られているのは知っているが、それは美味いのか? が問題だったからです。

20090211ogawa.jpg
↑おが和の明太子


しかし、これが予想以上によかった。アメリカ産の粒が立っているのは承知していたものの、味の素朴さがいいのですよ。嫌みがない。7番バッターが出合い頭に相手のエースから3塁打を打ったような感じでした。今日のヒーローがいたのが悔やまれるという感じです。
この場合のヒーローは、代打で犠牲フライを打ったカネニ藤田水産です。このタラコが我々を刺激したのでした。既に幾つもの辛子明太子を経験している者にとって、塩気の素朴さに、不意打ちの平手を食った感じがしました。中学校のころに、さほど意識していなかった勉強の出来る風紀委員の女の子が、少し離れたところから「付き合って下さい」と小声で言ったような感じでした。

20090211kaneniTarako.jpg
↑カネニ藤田水産の北海道産タラコ


我々はもう大人なので、もっと刺激が欲しいと思ってしまいますが、この味わいはまさに原点回帰にふさわしいモノでした。普段は店で博多ラーメンを食べるのだけれども、時々「サッポロ一番塩ラーメン」の袋メンがたべたくなるような感覚です。このいたいけな感じと、洗練された味付けのバランスが取れた時、もしかすると、新しい辛子明太子が生まれるかもしれないと思ってしまいました。
次回は第二類です。

posted by 明太子 at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 明太子研究 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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